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未来のためにできること

本会では、かつて「天下一品の佐治漆」と言われた佐治漆を核にして地域振興を図りたいと考えています。幸い、地域には漆掻き職人が健在であり、漆産業の最盛期を知る住民もいます。そして、町内には、数多くの漆の自然木が繁茂しています。

私たちは、行政任せではない民間主導の産業育成として、漆の植栽・育成を続け、樹液の採取、漆器づくり、和紙とコラボした製品づくりにより、漆を核とした産業の基盤づくりを行いたいと考えています。

現在、鳥取市佐治支所、和紙産業関係者との協力も得られ、鳥取県林業試験場との共同研究も進められています。

また、佐治地区住民への理解協力については、集落ごとのPRが必要であり、草かぶれ、漆のかぶれを防ぐ方法についての講習も必要と考えます。さらに、後継者育成のために地元小中学校への啓発も行って行きたいです。

今後、住民への啓発を続け、多くの地域住民が安心して地域産業の育成に協力してくれることを期待しています。

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